もし私たちが、メディアの機能を「社会における対話のファシリテーター」として見るようになり、記者、編集者やメディアを形成する多様な人々がもつ社会的進歩における欠かすことのできない役割を認めるならば、社会における絆の仲介と公益への貢献というメディアのもつ非常に重要な責任が明らかになります。

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効果的な社会的対話は、参加者を対立構造の中に捉えるような枠組みの中では実現しません。したがって、メディアには報道の中で対象の本質を捉え、固定観念の流布につながる恐れのある過度な単純化を避けて物事を伝える姿勢が求められます

1912年６月、米国フィラデルフィア滞在中のアブドル・バハ。当時のメディアは、ここで彼が「ジャーナリストは真実に仕えるべきである」、また「新聞は人類の進歩の術を探求し、それらを報じるべきである」と
述べたと伝えている。 Copyright © Bahá’í International Community